茅原実里セカンドアルバム「Parade」インプレッション

1「透明パークにて」この曲、必要なの?
2「Voyager train」もの凄くバランスのとれた曲ですね。イントロから気分が盛り上ってきます。個人的にはCメロの最後Voyager Voyager train〜のところが好きですね。そして力強い「〜わ」の部分が最高です。全力です。きっと、ライブでは全力出ますよ。
3「Prism in the name of hope」普段の声のみのりんだとキャラソンっぽくなるのか。あまり印象に残らない曲ですね。「Contact 13th」とは違うような気がします。
4「Fairy Tune」今回のアルバムのコンセプト曲になるんでしょうか。1曲目の「透明パークにて」とも共通する世界観ですが作詞者が違っているのがおもしろいですね。田村ゆかりが歌いそうな曲。
5「Lush march!!」菊田曲かと思ったら違いました。盛り上げてはいるが中身のない感じ。歌詞もピンボケですね。
6「そのとき僕は髪飾りを買う」こういう詩も書けるところが畑亜貴のスゴイところ。そして、こういうバラードこそ茅原実里の歌声が生きるんだと思う。「傘の下」や「粉雪」が名曲なように。そういえば、歌詞の中にヒロインって入っているのは偶然か?w
7「Melty tale storage」アルバムの中に入っていると、少し古い感じがしますが、それでも存在感のある曲ですね。ライブでは、迫力があるけどノリきれないもどかしさがありますが、ここは伸びのある声をじっくり聴くのもいいと思います。
8「蒼い孤島」難しい曲だけど、Jポップですね。もう少し引っかかるメロディが欲しかったところ。
9「光」大久保薫らしい曲ですね。いい意味で。挿入歌っぽさが抜け切れない感じもしますが。
10「Paradies Lost -at next nest-」カッコイイなぁ。茅原実里らしい曲なんですよね。いろんな意味で。
11「FUTURE STAR」シングルカットしてもよさそうなキャッチーな曲ですね。「Voyager train」にも匹敵するインパクトのある曲を「雨上がり〜」の前に持ってきて、エンディングに突っ走る構成は好きです。この10、11、12の流れはいいなぁ。
12「雨上がりの花よ咲け」この曲、ホントに好きです。熱くて、泣ける。
13「花束」ライブのエンデイングを意識したような曲ですね。英語詩部分はキツイなぁ。
14「everlasting・・・」13がエンディングなら、こっちはアンコールの最後の曲かな。こういう曲が2曲続くのはどうなんですか? ちょっと、お腹いっぱい。
総評:「parade」というタイトルが示すとおり、バラエティ豊かな曲が入ったアルバムになったなぁという印象。前作「Contact」があまりにも良すぎたため、それを越えていくのは大変だろうけど、少し違ったカラーを出してくるのは正解だと思う。ただ前作でいうところの「Cynthia」や「too late not late」に匹敵するような神曲がないことが残念。また「ふたりのリフレクション」や「夏を忘れたら」のような純粋にいい曲というのもない。3、13、14のような応援歌やファンに向けての曲は連発すべきではないと思うのだが。しばらく、何度も聴くことになるだろうけど、半年後に聴いているかどうかは保障できないところ。ただし、ライブで聴いて印象の変わることもあるので、ツアーを期待して待つことにします。